Clockの雑文置き場

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エステロミア傭兵団ティティスの鉄獄紀行 Part4


今回もお知らせ。

ゆきなり団長が、私の立ちイラストを描いてくれたわ。

鉛詰めメイスなどという鈍器を持ってはいるが、野蛮には感じない、見事な仕上がりだ。

可愛く描いてくれてくれてありがとうございます、ゆきなり団長♪

さて、じゃあ本編行くよ。




前回、体力回復の薬を買ったけど、まだちょっとお金があるわね。

色々買いたいものもあるし、今後のためにとっておきたい気持ちもあるけど、どうするか悩むね。

そうね……アーチャーのギルドで弓を鍛えてもらおうかしら。



射撃1回あたりのダメージが14から20まで、1ターンあたりのダメージが23から33まで上がったね。

直接攻撃のダメージが1ターンあたり41だから、今のところまだ殴ったほうが強いな。とはいえ、距離を置いて攻撃できる利点は大きい。

そうね。
お金まだちょっとあるわね……これから魔法の武器とかも一杯手に入って一杯売るでしょうし、それなら後先考えずに現状を優先して良さそうね。……そうだ、ラフ。

どうした、ティティス。

(ラフニールに$1500程度のお金を預け)
寺院の売店行って、今の私達に必要なもの、見繕ってきてくれない?この金額内なら何を買ってもいいわ♪(ニコッ)

(一瞬、呆気にとられた表情をして)ま、魔竜である私にそのような事を頼むとはな……よ、良かろう。このラフニール、貴様の依頼、こなしてみせようぞ。

  6:21                      4巻の 帰還の詔の巻物を購入した。
6:21 4服の 致命傷の治癒の薬を購入した。



す、すまん、邪魔するぞ。……ほう、それなりの品揃えだな………こちらの巻物を4枚、こちらの薬を4つ、頂こう。代金は足りているはずだが……

(物陰に隠れて鏡でジョシュアとひそひそ話中)
こちらティティス。対象の視認に成功したわ。

(ひそひそ)
……ティティス、なんでこんなこと?

(ひそひそ)
ラフってどういう風にお買い物するのかなーって♪

(ひそひそ)
……そ、そう……

(ひそひそ)
でも、こうしてるとラフって可愛いわね。そう思わない?

(ひそひそ)
……コメントは控えるよ……。

(店員から、見慣れない顔であることと古風な口調に指摘を受けて)ああ、遠く離れた地から旅をしていてな、こちらの言葉は不慣れなのだ……
(商品と釣り銭を受け取り)助かった。今後も訪れるかもしれんが、またよろしく頼む。(そういって売店を出る)

(何事も無かったかのようにラフに歩み寄って)お疲れ様、ラフ。
……あら、致命傷治癒の霊薬じゃない、助かるわ。それに、この間の巻物が……あれ、4枚?

(若干疲れた表情で)不慣れなことをさせるものではない……
治癒の霊薬はヘビの舌との会戦で若干消費していたようだったからな。それと巻物が4枚あるのは予備だ。1枚しか持たずに迷宮に入り、それを焼かれてはかなわんからな。

色々考えてくれてるのね。助かるわ、ラフ。

何、容易い御用だ。

またお願いするわね♪

…………よ、良かろう。

さて、じゃあそろそろ、また探索ね。



うーん……驚くくらい、なにもないわね。

何かあるようにも見えるが、大したものは無いようだな。今の貴様ならば、もう少し潜っても問題はないだろう。

それじゃあ、そうしてみようかしら。

  7:41                      10階へ階段を下りた。
7:41 10階(鉄獄): 鉄獄の最深階10階に到達した。



……!?ティティス、気をつけて。何かある。

何か……?

「いる」のか「ある」のかは解らないけど、このフロアには何かある!

わかったわ、ありがとう。気を引き締めていくわ。



……こいつらは……一体何故こんな連中がこんなところに。おいティティス!

……………。

ダメだラフニール!彼女、正気を失ってる!

ならば……(何やら呪文のようなものを唱える)

……………(力ない動作で、まるで何かに操られるように、持ち込んだ霊薬の一つを飲む。正気を取り戻したようで)……う、私何を……

今直ぐその場から離れろ!すぐにだ!



……さっきのは、一体……

もう10階層近く行った先の連中だな。戦闘力自体はそのフロアにしては並だが、貴様ら程度の精神では、奴らの姿を見ただけで脳に強い衝撃を受ける。常に頭脳を明晰に保ち続ける魔力のある何かを装備していないと、連中とは戦えん。

そういえば、竜のあなたに睨まれたような感じがしたわね……

似たようなものだ。奴らには今は勝てん。階段を探して別のフロアに移れ、奴らはそこまでは追ってこない。

ありがとう。……そうするわ。

ラフニール……さっき、ティティスに何かした?

鏡を通してティティスの行動を制御した。相手が意識的に動いている時には使えんし、攻撃したり巻物を読んだりといった複雑なことは出来んから、役に立つのはこのような時くらいだがな。

……助かった。僕からも礼を言うよ。

何、ティティスに負けてもらわれては私も困るからな。



  9:01                      12階へ階段を下りた。
9:01 12階(鉄獄): 鉄獄の最深階12階に到達した。

さて階段を降りて12Fに、っと……シュクユウ……?誰、それ?

異世界の「サンゴクシ」とかいう伝記に登場する、南蛮王の妻だな。女ながらに前線で武勇を示し、火の神の化身とも言われたらしいな。実際に火を操るようだが、貴様のメイスの護りがあれば問題なかろう。

へえ……んじゃ、お顔を見に行きますか♪



オークの群れのようだけど、これまでより少し強そうなオークが多いわね。それに、不自然に大きなオークが1匹いるわ。

オークとオーガの不浄な混血種、オグリロン、というらしいな。

考えるだけで吐き気がするわね……



とりあえず行き止まりで待ってみてるけど……1匹でも強いのが結構いるから、ちょっとキツイわね。

攻撃が切れたら回復忘れないで。



ちょっとだけピンチね……

その、オークのリーダー格の連中も16F相当の連中だからな。周囲の敵より強く感じるのは仕方ない。

とりあえず、一端テレポートして仕切りなおすわ。



ひい!なんか燃えてる女性で猛将っぽい人が目の前にいるわ!

シュクユウだな。距離をとって薬で回復すれば何とかなろう。



それも考えたけど、もう1回テレポートの巻物で距離取ったわ。ここで一端休憩。
(しばらくして)……よし、今なら行けそうな気がする。さっきのオークの連中を殲滅してやるわ。



ふう。なんとか撃破出来たわね。(HP92/198)

護衛が多いと飛び道具で攻撃しにくいのが辛いね……

でも、大分メイスで殴るのにも慣れてきたわね。ちぇすとぉっ!って感じかしら。
さて戦利品は…………ロクなもんがないわね。しけてんわねー……

そういうこともあるよ。



ねえジョシュア。なんだかごっついグローブを拾ったんだけど、これって一体?

一般に「セスタス」って呼ばれる、拳闘士用のグローブだね。

その割には手が動かしにくそうだけど……

魔法は掛かってないけど、相当良いものだね。手袋だけで鎖帷子装備するくらいの防御力にはなるよ。



うーん……直接殴り合いするにはちょっと防御力が心許ないとは思ってたのよね……装備してみるわ。
……うん。敵の攻撃を受け流せそうな気がしてきたわ。……それにしても、手袋装備しただけで、鎧と同じ防御能力を得られるって、どういうことなのかしら?

そういうところは気にしちゃいけないと思うよ……



見つけたわ!

幸い若干距離があるな。強化された貴様の弓の強さを見せてやるといいだろう。

そうね。シュクユウさん、勝負!

 14:16                      火の神『祝融』を倒した。
14:16 ランダムクエスト(火の神『祝融』)を達成した。
14:16 レベルが20に上がった。



勝ったわ!

結局殴り合いになっちゃったね。

矢を潜り抜けて近づいた後、私がメイス構えた時のあの人の顔傑作だったわね……(くすっ)

僕でもエルフの少女が遠くから矢を撃ってきてて、間合いに入ったと思った矢先に重い鈍器を構えられたら、僕だって驚くよ。



なんだか、少しメイスを速く振れるようになった気がするわ。

1ターンあたりの攻撃回数が3回になったな。打撃ダメージ63はこの階層を探索するには十分だ。

そういえば、戦利品は?

金の冠ね……

……(確認中)……うん。毒と麻痺から身を守る魔法と、視力を強化する魔法が掛けられてる。ただ、身を守る魔法の方はメイスと被ってるから意味が無いよ。

うーん……まあ、装備してみるわ。



うん、なんだか暗がりでも、遠くの敵が見えるようになった気がするわ。さて、回りにまだ結構敵が居そうだし、もうちょっとこの辺に居ようかしら。



あいつは!……ここであったが百年目。あの時の私と同じじゃないってところを見せてやるわ。

ああ。……それが良かろう。

 14:16                      レベルが20に上がった。
14:27 サルマンの間者『ヘビの舌』を倒した。



嘘みたいにあっさり行ったわね。私殆ど無傷よ。

それだけティティスが強くなった、ってことだよ。

なんか靴を落としていったけど。

……空をとぶ魔力が掛かってるけど、こっちもメイスの護りの魔力と被ってるから意味が無い。ただ、物は凄くいいから、着けてた方がいいと思うよ。

ありがとう、そうするわ。……ん?あれ、そういえば魔法の杖も落ちてたけど、これ……

 14:29                      スピードの杖を識別した。



これは……!

凄いものなの?

自身の動きが速くなる……というよりは、暫くの間、周囲の時間の流れが半分程度に思える効果を持った杖だ。後々になれば無数に手に入るが、今の段階では貴重なものだな。ティティスならば使いこなせよう。

いずれ焼かれちゃうでしょうけど、便利なものには変わりないわね。暫く使い倒すわ。

 14:31                      禿竜洞主『朶思大王』を倒した。
14:35 ヒーローの薬を識別した。
14:55 病気の薬を識別した。

結局あの後回り探索してみたけど、どうにも収穫微妙ね……一旦帰って荷物の整理するわ。

良かろう。転送ゲートを起動したぞ。

  15:11                      帰還を使って地上へと戻った。



ただいま、ジョシュア、ラフ。

おかえり、ティティス。

―中の人より。ダンプを取ってある部分まで進まなかったので、ダンプは次回かその次までお待ちください―