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エステロミア傭兵団ティティスの鉄獄紀行 Part17


今回のお知らせだ。

ゆきなり団長新作4コマが公開されたわよ。探索中にこんな話してたのね……私がジャックに簡単に手を出させるわけ無いじゃない、もう!

気にはなるんだよ……嫉妬っていうことにしておいてよ!

わかるわよ!でもあんまりだわ!

まあうん……ごめん、ティティス。

全く……私には恋という概念はよくわからんがな。だが貴様らが幸せそうだというのは、私にも解るぞ。
さて、惚気はその程度にしておけ。本編行くぞ。




前回の続きね。

影のジャックを倒せた以上、恐らく45F近辺では対して苦戦することはなかろうな……

でも、何が見つかるか分からないし、レベルアップがそこまで遠いってことも無いみたい。

まあ、安全に潜ることにするわよ。

ティティスよ。ジャックに随分矢を使わされたようだな。あるだけ買っておいたぞ。

助かるわ。それじゃあ、探索開始よ。

 16:45                      92本の 矢 (1d4) (+0,+0) (96/shot 241/turn)を購入した。
17:11 帰還を使って鉄獄の44階へ下りた。



あれ?

む、その相手は……邪悪なる亡者か。回数制限のある魔法道具の魔力を吸収するから気をつけろ……と言うのが遅かったか。

アイテム鑑定の杖を吸われたみたいね……さすがに、アイテムの雰囲気だけでどうこうする気にはなれないわ。一旦帰って補充ね。

 17:31          44階(鉄獄): 帰還を使って地上へと戻った。
17:39 地上: 探索のアミュレットを識別した。
17:45 ダメージの指輪 (+10)を売却した。
17:45 探索のアミュレット (+3)を売却した。
17:45 20巻の 帰還の詔の巻物を購入した。
17:45 2巻の 帰還の詔の巻物 {25%引き}を購入した。
17:49 49巻の 鑑定の巻物を購入した。
17:49 12巻の 鑑定の巻物 {25%引き}を購入した。



そういえば、何故か、残り回数の違う杖ってザック内でかさばるのよね……もういっその事巻物にするわ。

そうなの?なんだかよくわからないけど。

そうなのよ。なんだかよくわからないけど。ワンド(魔法棒)は全部まとめられるんだけど。

鉄獄におけるザックの仕組みについては未だ解明されていないところがあるとも聞く……謎のザックだ。

本当よね……巻物のほうが重いけどかさばらない、っていうのも本当によく解らないわ。
さて、補充も出来たし、再突入よ。

 17:56                      帰還を使って鉄獄の44階へ下りた。





なんだか結構大きなドラゴンが1匹だけ居たんだけど……適当に射撃してたら勝っちゃったわ……

装備品もさることながら、貴様自身の強さが上がったことも大きいな。まあ、ドラゴン全体で見ればまだ中位といったところだ。私や上級ドラゴンに相対するにはまだ足りん。

ラフニールより強いドラゴンって、ダンジョンに居るの?

……難しい質問だな。「貴様らと戦った私」より強いドラゴンは、何体か居るやもしれぬ。ただ、私も随分力を封印されていたのでな。

ということは?

来るべき時……貴様ら全てを滅する、その時が来たのならば。迷宮最強のドラゴンや混沌のサーペントと戦っても、まあ無様に負けるということだけはあるまいな。

ほんと、とんでもないわね、あなた……迷宮最強のドラゴンがどんなのなのか、今から怯えておくことにするわ。

フフ。それが良かろう。



大量のトロルとショゴス、か……

まあ、いい鍛錬にはなろう。

ええ。ショゴスにはちょっと気をつけるけど。



ショゴスだけ先に倒したわ。一度見てるからかしら、ちょっとこの外見にも耐えられるようになってきたわ……相変わらず気持ち悪いけど。

まあ、ショゴスを直視してはな。私でも奴を直視するのは避けたい。

ラフニールでも怖いの?

単に、気持ち悪いというだけだ。怖いはずがなかろう。



やっぱりドラゴンって言えばレッドドラゴンよね。

それなりに探索が進んだなあ、っていう気がするよね。

いずれ、此奴の上位種であるヘル・ワイアームに会うこともあろう。その時貴様らがどのような顔をするか楽しみだ。
……さて、残念ながら、貴様の前に居る赤竜は古代ホワイト・ドラゴンに毛が生えた程度の強さだ。貴様には不足であろうな。

ええ、拍子抜けするくらいあっさり倒したわ。



危なげなく制圧したわ。

あと3回ほど似たような事を繰り返せば、また一回り成長できよう。

でも、戦う敵もどんどん強くなるのよね……

大丈夫。僕達がついてる。

……そうね。ありがと、ジョシュア。



ん?

あれ?今倒した戦士の後ろから戦士が出てきたような……

誰も居なかったはずなのに……

「暁の師団」と呼ばれた連中やもしれぬな……一人倒れてはまた一人現れ、二人倒れてはまた二人現れ……
永遠の軍勢と揶揄される事もあったと聞く。

まあ……全部倒してみるわ。時々ワーウィンドルで攻撃したらどこかに飛んでいっちゃうけど、それも仕方ないわ。



なんだか、クローン地獄で見たダゴンに似てるわ……

対となる存在、ハイドラだな。似たようなものだ。

強さも?

うむ。

じゃあ、なんとかなる、っていうことね。

 19:14                      母なる『ハイドラ』によってピンチに陥った。
19:14 母なる『ハイドラ』を倒した。



よし。ついでに取り巻きも全部倒すわ。何か良い物持ってないかしらーっと。

(下級デーモンがどんどん迫害されてる……)



あ、しまった!

炎の結界を貼りそこねたところにファイアボールが直撃か。ダメージは大したものではないが、アイテムを失うのは痛手だな。

その杖なら予備はあるけど、それで最後だし、気をつけて!

ええ。弱いなりに厄介なの忘れてたわ……



あっ!!

賞金首だったのに……!

む……もはや倒したことを証明する術が無いか。……諦めるしかあるまい。

グレムリンごときに機会損失を味わわされるとか、屈辱だわ……
でもまあ、私は生きてるし。前を向くしか無いわね。

うん。……仕方ない。



あら?

以前見たモンスターに似てるけど……以前のより大きい?

「巨大首なし」と呼ばれているな。

あんまりな名前もあったものね……扱いも一緒でいいのかしら?

ああ。宝物を集める性質があるからな。

じゃあ、全部撃退……残念、大したものは落ちてないわ。……そろそろ一旦帰ろうかしらね。

 20:24                      帰還を使って地上へと戻った。
20:43 地上: 47巻の 鑑定の巻物を購入した。
20:44 19巻の 帰還の詔の巻物を購入した。

おかえり。必要そうなもの、買っておいたよ。

ありがとう、ジョシュア。やっぱり鑑定は巻物のほうが私は好みだわ。

杖を使うほうが主流派とも聞くがな。ここは好みの分かれるところであろう。



それと……アレ取って、アレ。

コレだね。忘れて行ったことには気づいたんだけど、なんだか探索できてたみたいだから言わなかったんだ。

やっぱり、あるとないとだと探索効率が違うのよ。

フ。やはり貴様らは通じあっているのだな。(……ほんの少しだけ、羨ましいぞ)

 20:52                      帰還を使って鉄獄の44階へ下りた。



もうこの後何が起きるか語るまでもないわね。

何に邪魔されるかわからないから周囲には気をつけて。僕も何か見えたら警告するけど。

ええ。

 20:56          44階(鉄獄): アゾグの息子『ボルグ』を倒した。

何事も無く撃破よ。……あれ?



またオークだわ……ねえ二人共。

ん?

どうした。

オークってドラゴンとかに狙われたりしないのかしら。ドラゴンじゃなくても、たまに天使とか見るわよ。

狙われるぞ。うっかりドラゴンを突くオークも居る。そのような連中は例外なく灰になっているというだけだ。

ということは、彼らは幸運にも何事も無く生き残ってるのね……

一体の生き延びたオークの裏には、何百何千というオークの屍があるのやもしれぬな……

じゃあ、あなた達もその屍に加わりなさい♪

(…………あれ?)

 21:28                      キリス・ウンゴルの『ウフサク』を倒した。

まあ、苦戦する理屈もないわね。

奴らにとってみれば、ドラゴンより遥かに厄介な存在に襲撃されたわけだからな。ひとたまりもあるまい。

もう放置でもいいんじゃ……

そうね……ちょっとここまで来て生き延びてるオークなら、多少温かい目で見守るのも考えるわ。



さっき焼かれた分、スピードの杖を補充したわ。

この辺りからは拾うこともあるからな。まあ、大事に使うが良い。

ええ。……もうちょっと潜っても良さそうね。

 23:30                      45階へ階段を下りた。
23:30 45階(鉄獄): 鉄獄の最深階45階に到達した。



あら。大先輩の皆様だわ。

一般的にエルフというと細い姿を思い起こすことが多いけど、彼らはとても屈強な方々みたいだね。

戦闘に回るハイエルフとやらは人間よりも長身で、筋肉質な事が多いな。
テツオ・ハラという者の画風で想像すれば良い……と、昔誰かが言っていた気がするが。

テツオ・ハラ?……知らない名前だけど。

私も知らぬ。異世界の者かも知れぬな。

ところで、その先輩方に挨拶しておく?

ええ。先輩方、良かったらご指導お願いします!



……え?

撃ってきたね。

どうやら敵と認識されたらしいな。

それなら、仕方ないわ……勝負!

 23:32                      ハイ=エルフ・レンジャーによってピンチに陥った。
23:33 ハイ=エルフ・レンジャーによってピンチに陥った。
23:33 ハイ=エルフ・レンジャーによってピンチに陥った。



ふー。先輩方容赦なかったわ……勝ったけど。

まあ、奴らも何らかのイメージにより喚起された、サーペントの下僕であろう。

気に病むことはないってことね。助かるわ。



……象……いえ、馬みたい。
立派な馬ねえ。狩りの練習には丁度よさそうだけど、ただの馬ではなさそうね。

ああ、奴か。コクオウゴウ、とか言ったか……奴もまた、テツオ・ハラなる者に縁があると聞いた覚えがあるな……

何物なんだろう、テツオ・ハラ……

  0:07                      ラオウの愛馬『黒王号』を倒した。
0:07 レベルが39に上がった。



まあ、バルドちゃんの敵じゃないわね。

まっすぐ向かってくる馬相手なら苦戦する理屈はないね。

でも、なんだかまた一つ強くなれた気がするわ。

ティティスよ。恐らくもう少し潜っても問題はなかろう。

そう?じゃあ行ってみるわ。

  0:24                      47階へ階段を下りた。
0:24 47階(鉄獄): 鉄獄の最深階47階に到達した。



……47階に降りた途端、大きな翼の悪魔に会ったわ……

ビヤーキー……いや、この地方ではバイアクヘーというのだったか。

しかし、グロテスクな敵が増えてきたね……

手頃な強さでありながら、アイテムと経験がそれなりに期待できるということで、この階層を探索する者達には重宝されているらしいがな。

まあ、アイテムくれるなら戦うわよ。

  0:46                      ★鉄ヘルメット『恐怖の仮面』を発見した。



バイアクヘーが変な仮面持っていたわ。
何かしら……とても禍々しい感じがするわ、この仮面。

そう?僕には何も感じられないけど……

ティティス。そいつは、以前話したように貴様専用に形をとったものだ……だが、元々の物が持つ、「術師を嫌う」という特性をそのまま受け継いでしまっているな。

ということは?

そいつは身に纏わん方が良い。何が起きるか解らんぞ。
ジョシュアならともかく、貴様が装備したならば、その仮面は貴様を呪うだろう。

僕なら大丈夫だった、ってこと?

「拾ったのが」貴様なら、な。ティティスに拾われた以上、もう貴様が装備しても呪いを受けるだけであろう。

帰ったら博物館に投げ込むしかないわね。



……以前戦った、シュクユウと同郷の方?

サンゴクシという伝記に登場する、南蛮王モウカク、その人だ。シュクユウは彼の妻にあたるな。

シュクユウより強いかしら?

多少は強かろうが、今の貴様ならば2秒で倒せよう。

妙に具体的だけど、まあ戦ってみるわ。

  1:05                      南蛮王『孟獲』を倒した。
1:06 ★ロング・ボウ『与一の弓』を発見した。



確かに2秒だったわ。……モウカクがなんだか凄い弓を持っていたけど……

ヨイチ、なるものの弓だそうだが……

待って。ヨイチの話ならハヅキから昔聞いたことがあるよ。船上で揺れる扇を、馬上から落とすほどの名手だったとか。

へえ……この弓には、ヨイチの加護も宿ってるのかしら。バルドちゃんとどっちがよさそう?

難しいね……戻ってきてから、試すしか無いかも。

じゃあ、一旦戻って試してみるわ。

  3:06                      帰還を使って地上へと戻った。



ヨイチの弓の場合。

1発105、1ターンに268。



バルドちゃんの場合。

1発127、1ターンに325。

つまり……

ヨイチとやらの弓には攻撃を当てやすくする極めて強い加護があるものの、1回あたりの打撃力がここまで変わると、な……

バルドちゃんがどれだけ優秀かってのを再確認しただけで終わったわね。

まあ、確認できたしいいんじゃないかな。

ええ。……なんだか実りが少ないわね。もっと潜ったほうがいいのかしら。
……なんだか疲れちゃった。明日もうちょっと潜ることにするわ。

うん。ティティス、今日はもう休もう。

そうだな。戦士に休息を。

ここまでのダンプ→https://www.dropbox.com/s/x0iidmcxhc0fczm/thetis_08_8h00m.txt