エステロミア傭兵団ティティスの鉄獄紀行 Part8
今回も本編前にお知らせだ。毎度こちらの記事を4コマやイラストにしてくれているゆきなり団長、今回の記事はPart7由来の4コマだ。珍しく、真剣な表情のジョシュアが見れるぞ。
それにしても失礼な話ね。私の部屋は必要な物が必要な場所に置いてあるだけよ。
部屋が散らかってる人は皆そう言うよ。
エルフの森くらいには綺麗よ。
審議が必要な発言だね……
貴様ら楽しそうだな。さて本編行くぞ。
前回はほんと死ぬかと思ったわ……でも1日休んだら大分落ち着いたわ。
あれが迷宮の中で無くて良かったと思うべきだろうな。……そうなら、本当に死んでいた。
大丈夫?まだダメージ残ってるなら休んでたほうが……
その間に封じられし門が占拠されたら一大事よ。大丈夫、行ってくるわ。
20:09 帰還を使って鉄獄の25階へ下りた。
20:55 25階(鉄獄): トラップ感知の杖を識別した。
いきなりオークの群れが居たわ。
この程度の相手であればもはやリスクはないな。
21:14 ウルク『ウグルク』を倒した。
21:20 レベルが27に上がった。
あっさり制圧しちゃったわ。リスク無い割にはちゃんと強くなれるものね。
それはそうだろうな。……おや、また賞金首か。
帰ってきたらハンター事務所に引き渡そうか。
しかし……
何だい、ラフニール?
死体が2kgとはどういうことなんだろうな……
ラフニール……そこを考えるのはよそう。
なんだか仰々しい大鎌が落ちてたから拾ってみたけど……
……悪いことは言わぬ。それを使おうなどとは思わぬほうが良い。
そうなの?
攻撃を外した時に、自分に攻撃が跳ね返る。攻撃力が極めて高いだけに厄介だ。重量もあるから、攻撃が当たらんことも多い。
危なっかしいわね……捨てておくわ。
と思ったら、今度は良さげな武器を2本も拾ったわ。
今装備しているのよりも攻撃性能自体は良いかも。ただ、今の武器が便利すぎるんだよね……
同程度の能力を持つ防具が手に入っていないのも事態をややこしくしているな。必然的に今のメイスを使い続けるしか無い。
うーん……重いし、一旦帰って処分ね。ついでに、忘れてきたスピードの杖を取ってくるわ。
22:36 地上: (吸血)バトル・アックス (2d8) (+10,+11)を売却した。
22:57 地上: 12服の 致命傷の治癒の薬を購入した。
23:01 サンダー・ボルトのロッドを売却した。
23:01 賢さのアミュレット (+1)を売却した。
23:05 体力回復の薬を購入した。
23:16 地上: 啓蒙の薬を購入した。
23:28 地上: 2服の スピードの薬 {25%引き}を購入した。
23:40 地上: テレポート・レベルの巻物を識別した。
23:40 11巻の テレポート・レベルの巻物を購入した。
貴様の探索中に、有用な巻物を買っておいたぞ。
……これは一体?
そうだな……まず、満身創痍の状態でのテレポートが危険なことは理解しているか?
ええ。以前、テレポートしたら目の前にシュクユウさんが居たけど、あれが至近距離だったら危なかったわ。
この巻物であれば、瞬時に別の階層に移動出来る。だがそれ以上に、その瞬間だけは、貴様に対して誰かが攻撃するという事はできん。
目の前に誰かが居ても、回復するスキマの時間はあるってこと?
その通りだ。
なるほど……覚えておくわ、ありがとう、ラフ。
23:46 トランプの魔法書[万物のデッキ] {25%引き}を購入した。焼かれた時に困らないように、魔法書も2冊ずつ持っていくことにするわ。さ、探索続行よ。
23:46 自然の魔法書[自然の秘術]を購入した。
8日目
0:07 地上: 10巻の 帰還の詔の巻物を購入した。
0:18 帰還を使って鉄獄の25階へ下りた。
1:06 27階へ階段を下りた。
1:06 27階(鉄獄): 鉄獄の最深階27階に到達した。
……自分の墓を荒らしたものに復讐?……でもあなたの墓を荒らしたのは私じゃないわ。
判断力を失っているようだな。……哀れな。
バルドウィン(←同傭兵団の僧侶。やや武闘派)ならこう言うかな。「哀れで愚かな死者じゃのう。どれ、ならば今度こそ安らかな眠りをくれてやろう。ゆっくり休むが良いぞ」とか。
……そうね、ゆっくり休ませてあげることにするわ。
1:42 力の亡者『カリス』を倒した。
残念だけど、不死者相手でも容赦しないわ。
案外あっさり倒せちゃったね。
力の差も読めぬ愚かな死者だ。その程度の者に苦戦されても困る。
2:04 29階へ階段を下りた。
2:04 29階(鉄獄): 鉄獄の最深階29階に到達した。
何かしら。ホビットみたいに見えるけど、なんだか彼らには無い、底知れぬ強欲さを感じるわ。
ニーベルング、と呼ばれる者達のようだな。陽気なホビットとは違い、地下深くにて蠢き、多くの富を求める、貪欲な連中だ。
そいつらの攻撃には気をつけろ。金ももちろんだが、そいつらは魔力すら奪いとるぞ。
上等よ。私の弓は飾りじゃないわ。
2:08 ニーベルング族の『ミーメ』を倒した。
残念だけど、盗賊にあげるものは持ってないわ。
見事な弓さばきだ。しかし、そろそろ若干手応えが出てきたのではないか?
そうね、そろそろ手強い魔物もちょっと出てきてるわ。
無茶はしないで。
解ってる。絶対に生きて帰るわよ。
いいものめっけ!(ぐびぐび)……ちょっとだけタフになった気がするわ!
そろそろ、秘薬の類もちょっとずつ見つかるようになってきたね。
その分敵も強くなるがな。
3:48 アルベリヒの息子『ハーゲン』を倒した。
さっきのミーメと似たような姿が見えたから、同じ戦術で挑んでみたわ。
苦戦、っていう感じはなかったね。
まあ、ニーベルングなどに苦戦するティティスでもなかろう。……いや、一人危険なのがいたか。
……ん?ちょっとその槍見せて?
3:50 ★ハーゲンのスピアを発見した。
ハーゲンが持っていた槍だからハーゲンのスピア。安直ね。
何か魔法が掛かってるのはわかるし、禍々しい気配はしないけど……持って帰ってきてから、ちゃんと調べたいな。
わかったわ。
4:08 帰還を使って地上へと戻った。
……加速、というよりは、回りの速度が少し遅く思えるようになる能力が強いね。
スピードの杖が常時掛かってるようなものかしら。
あの杖ほど劇的ではないが、そういうことだ。装備さえしていれば、近接戦闘も射撃も逃亡も、これまでの1.3倍程度の速度で行えると思えばよかろう。
攻撃力自体も今の武器よりちょっといい。ただ、やっぱり今の武器に守りの魔法がどうしてもね……
ちょっと二刀流も考えてみようかしら……源氏ブランドの籠手もあるし。
1つめが一刀の場合、2つめが二刀の場合よ。
やっぱり命中精度(両画面「打撃修正(右手)」および「打撃修正(左手)」左側の数字)がガタ落ちするね……
二刀流を練習すれば多少マシかもしれんが……
じゃあ、ちょっと試しに行ってみるわ。
5:34 地上: 帰還を使って鉄獄の29階へ下りた。
5:35 29階(鉄獄): バシリスクによってピンチに陥った。
全ッ然、当たらないん、ですけ、ど!
ティティス!とりあえずそいつは射撃で倒して!
(至近距離から弓を撃ち続け……)……ちょっとしんどかったわ……
そのバシリスクの回避力は、先ほど倒したミーメやハーゲンに比べて、別段高いということはない……真っ当に二刀流をやるには、しばらく練習が要るだろうな。
これもこの槍を使いこなすためね……
ならば、近接攻撃に多少耐性がある者と相対したならば、至近距離でも弓で戦うことを常に念頭に置いておけ。
そうね。
トロル相手に2つの武器を振り回してたら、大分慣れてきた気はするわ。
ただ、やはりメイス一本を両手で扱ったほうが、ちゃんと当たるな。
純戦士の僕達でも二刀流はあまり当たらないからね。源氏の小手があるとはいえ、難しいことをしようとしてることに変わりはないよ。そういえば、武器を持ち替えたんだね。
どうもダメージの指輪は、装備してる方の手にしか影響しないみたいなのよね。槍の方が軽くて取り回ししやすいから、こっちを右手にしたわ。
7:10 30階へ階段を下りた。
7:10 30階(鉄獄): 鉄獄の最深階30階に到達した。
7:24 トラップ解除のロッドを識別した。
7:35 レベルが28に上がった。
ダークエルフの魔導師の群れ、か……
魔力の矢の魔法とかいう、純粋な破壊の魔法を唱えてくる。……うかつな冒険者が下手にこいつらに囲まれると、命はない。
でも今はみんな寝てるわね。
耐久力は大したことはない。起こさぬように注意しつつ各個撃破すれば、まず安全だろうな。
……闇に堕ちた同胞に、容赦はしないわ。それが、本物か偽物かに関わらずね。
(ティティス、ダークエルフ絡みのことになると人が変わるからなあ……)
ついでに、なんだか白いドラゴンが居たから戦いを挑んでみたけど、楽勝だったわ。
そのドラゴンはまだ成長期のドラゴンだからな。私に挑むのとはわけが違う。
ラフニール。ドラゴン全体で強さを1〜5の5段階で表した場合、今のドラゴンはどのくらい?
そうだな、1と2の中間と言ったところか。
まだ上に3も4も5も居るってことね……世界は広いのね。
8:19 32階(鉄獄): 鉄獄の最深階32階に到達した。
うっ、サイクロプス。前回のトラウマがよみがえるわね。
バイクロプスには若干劣るが、脅威には変わらぬ。今回は二刀流練習中というハンデまであるのだからな。
8:25 サイクロプスによってピンチに陥った。
ちょっと戦ってみたけど、無理ね。テレポート・アウェイの魔法棒を買っておかなかったら危なかったわ。
攻撃力・防御力ともに高い難敵だね。今はまだ挑まないほうが良いね……
……!
うん?どうかしたの、ラフ?
その床は危険極まりない。可能な限り近づくな。
……「召喚魔法を使う魔物が自己増殖する」と言えば、怖さが伝わるか。
……えげつないわね……近寄らないようにしておくわ。
いっそ、そのフロアから離脱したほうがいいんじゃない?
そうね……サイクロプスも怖いし、一度帰るわ。
ただいま。
うん。おかえり、ティティス。
中の人より:まだダンプ取れているところまで進んでいないので、最新のダンプは次回までお待ちくださいm(__)m