エステロミア傭兵団ティティスの鉄獄紀行 Part36
さて、前回の続きだね。水没した都の攻略を終えたところから。
あとはルルイエを残すのみね……ただ……クトゥルフとやらは相当強いのよね?
(揃って首を縦に振る)
さすがに混沌のサーペントには及びませんが、「混沌のサーペントに及ばないだけ」と言っても過言ではありませんわ。
おっかないわねえ……
だからこそ、混沌のサーペントに呼ばれぬよう、始末しておいたほうが良い。
大丈夫。多少の強敵に怯えるような僕らじゃないよ。
ええ、もちろんよ。……ラフ、ルルイエ攻略に浮遊能力って必要かしら。
必須ではない。あるに越したことはないが……
なら、靴を★スロール王の鉄鋲底の靴に変えるわ。ちょっとでも与えるダメージが多いほうが良さそうな気がするの。
よし。一度足あと付けてあるから、帰還で行けるわね。ラフ、頼んだわよ。
うむ。
19:30 地上: 帰還を使ってルルイエの80階へ下りた。
ティティス様、ルルイエもヌメノールや火山と同じく、大きな部屋が出て来やすく、かつ、ヌメノールと同じく水に満ちております。リヴァイアサンやクラーケンの脅威はヌメノールよりも高いと言えましょう。
うん、見てわかったわ……破壊の杖は生命線ね。
それと、そこは邪神の本場ルルイエだ。上級悪魔や巨人なども大量に居る。奴らに挑むにせよ、状況はよく判断するのだな。
まるで鉄獄98Fね。十分に注意していくわよ。
19:30 80階(ルルイエ): 82階へ階段を下りた。
19:30 82階(ルルイエ): ルルイエの最深階82階に到達した。
19:33 84階へ階段を下りた。
19:33 84階(ルルイエ): ルルイエの最深階84階に到達した。
19:42 86階へ階段を下りた。
19:42 86階(ルルイエ): ルルイエの最深階86階に到達した。
とはいえ、魔物の数自体は多くないわね。
とにかく広いからな。
案外進撃自体は快適ねえ……ん?……あれは。
炎の巨人……ここからでも熱を感じる気がするわね。
スルト、か。少し親近感を感じぬでもないな。
世界に破滅の火を放つ者、ですわね。
………?向かってこない?
(くすっ)
な、何がおかしいのよサキュバス!
いえ、ティティス様が自分の尺度でしか物を言えないのがおかしくて。
……ど、どういうことよ!
炎の巨人が、水の上(水色'〜')を通るとでも思ったのですか?
…………ああ。
……あいつ、水渡れないの?
どうやらそのようだな。
それなら、もしかして……
この位置なら、相手に見られずに攻撃できる?
そうだね……多分。
驚くほど反撃してこないわね……
水辺から近寄ってこれない炎の巨人相手でも一方的に嬲り続けるだなんて。さすがはティティス様ですわ。
(………いらっ☆)
ティティス。安全に勝てるならそのほうがいいよ。
そ、そうよね。
おっと、いい加減気づかれたみたいね、召喚が飛んできたわ。まあ、6割くらいは体力削れてるし、よしとするわよ。
思いの外行動が遅いな、スルトとやら。
よし。一旦距離をおいて分断して、厄介な連中だけ破壊に巻き込んだわ。
相手が多対一を望んでも、付き合う義理はありませんわね。
逃げ出したスルトを追いかけてみたら、テレポートアウェイされちゃったわ。もう1回見つけ出してミンチにするわよ。
伝説の巨人相手でも臆さぬその強さ。……この私でも、もはや確実に勝てるとは言えぬやも、な……
ご冗談を。世界の理に囚われぬラフニール様に比肩するものなど、居るはずがありませんわ。
20:09 火の巨人『スルト』を倒した。
よし、倒したわ!
うむ。その者をも倒せるようになったか。しかも、物資をまるで消費しておらんな。
これなら、クトゥルフも倒せる?
恐らくは、な。
そう願うわ。さて戦利品……うっ。
20:10 ☆ライト・クロスボウ『きらめき丸』を発見した。
実に惜しい一品だな。
ロングボウだったら差し替えもあり得たのに……
……まあ、そういうこともあるわよ、うん。さてもうちょっと進んで、っと……
20:28 88階へ階段を下りた。
20:28 88階(ルルイエ): ルルイエの最深階88階に到達した。
ん。破壊の杖が尽きてるわ。ジョシュア、もう予備の充填済んでる?
もちろん!
20:38 帰還を使って地上へと戻った。
20:58 地上: 帰還を使ってルルイエの88階へ下りた。
破壊の杖を充填してもう1回探索開始っと……しかしここ、上級悪魔の群れとか上級アンデッドの群れとか、シャレになんない連中が多いわね。10時方向に居る連中とか上級デーモン('U')ばっかりじゃない。
うむ。まあ、見たら破壊だ。まともにやりあったら命が幾つあっても足りんぞ。
解ってるわ。1匹でも相手にしたくないのに、20匹とか30匹とか群れて来るとかただの悪夢よ。
20:58 地上: 帰還を使ってルルイエの88階へ下りた。
20:58 88階(ルルイエ): 溺れによってピンチに陥った。
21:02 90階へ階段を下りた。
21:02 90階(ルルイエ): ルルイエの最深階90階に到達した。
21:03 91階へ階段を下りた。
21:03 91階(ルルイエ): ルルイエの最深階91階に到達した。
!?……何かしら。凄く嫌な感じ……
カントラス、と呼ばれておりましたわ。非常に強力なアンデッドの魔法使いで、攻撃的な魔法の使い手としては鉄獄でも最強かも知れません。
……攻撃しても、大丈夫かしら。
止めはせぬ。ただし、勝てぬ状況と判断したら迷わず撤退をするのだな。
21:16 骸骨の帝王『カントラス』によってピンチに陥った。
21:17 『アングマールの魔王』によってピンチに陥った。
殆ど攻撃してないうちから、いきなり最高に厄介な奴を呼んでくれたわ。
アングマールの魔王……鉄獄の深層に潜む、怨霊の王ですわね。
……撤退を提案するよ。物資をまだ使っていない今のうちに!
……うん。正直、勝てないわね、これ。
いつか倒さなきゃいけない時が来るのだと思う。でも、それは……今じゃ、ないわね。
うん。
うむ。
ええ。
21:36 93階へ階段を下りた。
21:36 93階(ルルイエ): ルルイエの最深階93階に到達した。
21:41 95階へ階段を下りた。
21:41 95階(ルルイエ): ルルイエの最深階95階に到達した。
そろそろ最下層かしら?
もう1つも階段を降りれば、恐らくそこで待っていよう……大いなるクトゥルフが、な。
ならそこまで帰還を通しておいて、最大限の準備をして挑んだほうが良さそうね。……うん?あれは。
毒々しい緑色の炎……ただただ、悍ましいわね……
ですが、あの炎は大した知性を持ちません。結界さえ張っておき、遠距離戦に徹していればさほど苦せずに倒せましょう。
そうなの?じゃあ挑む価値はありそうね。
……ねえ、もしかして……。
その炎は水辺を渡れません。
……向かってこないのそういう理由よねえ。こっちからの射線が通ってるから……
……何もさせずに倒せる?
まあティティス様。仮にも深層にてその名を轟かす怪物に対して、何もせずに倒させるとは。
悪意を感じる評価よ……
でも、勝てそうだよ?
……そうよね?
無抵抗のトゥールスチャにひたすら矢を撃ち続けてたら、何の損害も受けないまま相手を虫の息まで追い込めたわ。
なんという白痴……
大した知性を持ちませんから。
22:03 緑色の火焔『トゥールスチャ』によってピンチに陥った。
22:04 緑色の火焔『トゥールスチャ』を倒した。
こっち見るなりブレス吐いてきたのはびっくりしたけど、倒せたわ。
それじゃあ、今度こそクトゥルフを?
ええ!
22:13 96階へ階段を下りた。
22:13 96階(ルルイエ): ルルイエの最深階96階に到達した。
22:18 帰還を使って地上へと戻った。
せっかくよ。これまで溜め込んだ追尾の矢、1束くらい持って行くわ。
それがよかろう。クトゥルフは……強い。
こんなものかしら……行くわよ!
うん。絶対に生きて、出来れば倒して、帰ってきて!
ええ!
24日目
1:19 地上: 帰還を使ってルルイエの96階へ下りた。
強大なる力を持つ妖術師、サウロンだな……
地形も悪く無い、仕掛けられなくは無いだろうけど……
戦闘中にクトゥルフに来られたら面倒ね……今は破壊しておくわ。
見た目からして既にハードね。頭がどうにかなりそうだわ……あんまり直視せずに狙いをつけて撃つわよ。
その見た目に似つかわしい、強力な攻撃と重厚な装甲を持っている。いいか、回復を最優先にしろ。常に自分は無傷の状態で戦うのだ。
OK。粘り強く、ね。
クトゥルフ相手といえど、追尾の矢は有効。大分削れた気がするわ。
だが、油断は禁物だ。今の体からでも、貴様に大きな打撃を加えるに値するブレスを吐いてくるだろう。
うん……!
距離をおいて、《移動のカード》の魔法で矢を回収。これが出来るだけでも、トランプ魔法覚えてて良かった、って思うわ。
《次元の扉》で位置を指定したテレポートや、《位置交換のカード》でのピンポイントの入れ替えもできるし。射撃が得意なティティスには向いてる領域だね。
撃ってたらテレポートで逃げていった……!?
脅威と認識したのか……
しかし、誘い込もうとしている危険性もある。十分注意して追跡した方がいい。
ええ……!
見つけたけど……これは迂闊に踏み込めないわ。下手に踏み込んだら大量のデーモンを呼ばれて蜂の巣の未来が見えるわよ。
恐らくそうなる。破壊でうまく射線を遮断できるか?
やってみるわ……
厄介なアンデッドの魔術師を呼んでくれたわね……さすがに一旦仕切りなおしが必要そうね。
でもまだあいつの体力も回復しきってない。直ぐに仕切りなおしすればまだ、畳み掛けられるよ。
そうね、ここはスピード勝負だわ。
1:43 『偉大なるクトゥルフ』によってピンチに陥った。
うっ……追いついたと思った次の瞬間何かが光ったと思ったら、体力半分くらい持って行かれたわ……
カオスのブレスだな……*体力回復*の薬を惜しまず使ったほうがいいだろうな。
ええ、どうせ少しは使うと思ってたわ!
1:43 『偉大なるクトゥルフ』によってピンチに陥った。
うあっ……今度はなんだか、魂を握りつぶされたみたいな攻撃だわ……
《破滅の手》の魔法……か。
先程からクトゥルフの攻撃が容赦ありませんわ……どうやら、遊びの時間は終了、ということでしょうか。
そうかもしれん……
とりあえずすぐに回復するわ……
1:43 『偉大なるクトゥルフ』によってピンチに陥った。
今度は負のエネルギーのブレス……か……もう1回食らったら死ぬわね。
*体力回復*、もう1回!
もちろんよ!
テレポートで逃げられたけど、もう追い詰めてるはず……逃さないわ!!
大分回復されたみたいだけど……でも!
2:01 『偉大なるクトゥルフ』を倒した。
……よし!!
やった!
よくやった!
(笑顔で拍手している)
さ、戦利品あるのよね?期待してるわよ!
2:02 王者の加護の指輪を識別した。
2:06 ★万色ドラゴン・スケイルメイル『剣竜の鎧』を発見した。
ふむ……
エネルギーの塊みたいな竜鱗の鎧と……
極めて強力な防御の魔法の掛かった指輪ですわね……
今すぐにはどれも使うことはなさそうだけど……
持っておくに越したことは無いと思う。どちらも良い物には間違いないから。
ええ。……さて、さすがに疲れたわね。今日はこのへんで切り上げるわ。
ただいま!
おかえり、お疲れ様、ティティス!
おかえり、ティティス。
おかえりなさいませ♪
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