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エステロミア傭兵団ティティスの鉄獄紀行 Part34


さて、今回はお知らせからだ。中の者の盟友であるゆきなり氏新作4コマが公開されたようだな。

む?私がこのように言うのが不自然に思うだと?……いやな、ジョシュアとティティスが向こうから出てこないのだ。

まあ、戦士に休息も必要であろう。あの二人は私にも良くしてくれるが、たまには2人きりになりたいということもあろうさ。

…………というわけで今回は私一人で解説してみた。4つもアイコンを縦に並べられるのは私の特権だな。恐らく今後こういうことは起きなかろう。

さ、本編行くぞ。ティティス、ジョシュア、そのへんにして出てこい。

はーい。




さて、前回の続きだね。

前回は城を攻略するだけで終わっちゃったわね……次どこに行こうかしら?

残りは……火山、暗闇の洞窟、水没した都、墓所、ルルイエ、か。

おすすめあるかしら?

そうだな……まず、ルルイエは最後にしておけ。

どうしてだい?

ルルイエにて邪神の崇拝を集める大いなるクトゥルフは、混沌のサーペントの前哨戦とするに相応しい強敵だ。もし、他の連中を倒して貴様が強くなるのであれば、その後に挑むべきであろう。

なるほどね。じゃあ……どこから行こうかしら。

あとはどこも一癖あるからな……ああそうだ。先に、水没した都とルルイエへのゲートを通しておきたい。足あとだけは付けておいてくれぬか。

わかったわ。じゃあまずは水没した都に、と……

 12:02                地上: ファスティトカロンによってピンチに陥った。



熱っ!!!

……そういえば都からルルイエまでの間の海には強力な火竜が存在しているのだったな……

あっぶないわね、もう!もう1回当たったら死にそうだわ!

とりあえず回復して、結界張って逃げよう!

そうするわ!相手にするなんて面倒なだけよ!

 12:04                地上: 55階へ階段を下りた。
12:04 55階(水没した遺跡): 水没した遺跡の最深階55階に到達した。
12:04 地上へ階段を上った。



よし、足あとだけは付けたわ。

次はルルイエだな。道中でまた竜が居ないとも限らん、十分気をつけろ。

わかったわ。さてルルイエルルイエっと……



海竜ね……

そいつは召喚魔法まで唱える厄介な奴だ。地上では破壊も出来んから、やり過ごすことを考えたほうがいいだろうな。

テレポート・アウェイが効きそうね。あとは気をつけつつ……

 14:09                地上: 80階へ階段を下りた。
14:09 80階(ルルイエ): ルルイエの最深階80階に到達した。
14:09 地上へ階段を上った。



この辺みたいね、ルルイエ……なんとなくだけど、既におどろおどろしい存在の気配がプンプンするわ。

鉄獄の最深層に匹敵するだけの危険地帯だ。狂気の蔓延り方だけで言えば鉄獄以上かもしれん。

そんな迷宮の奥底で邪神に崇拝される存在、か……さすがに身震いするわね。

……ティティス……

大丈夫。……絶対に生きて帰る。

……うん。

まあ、今はやめておけ。そこ以外であれば、どこを選ぶのもよかろう。

そうね……墓所、かな。特に意味は無いけど。

あら……どうやら、アンデッドの巣である墓所に来たいようね……フフ。

………?

どうかした、ティティス?

今、何かの声が聞こえた気がするのよ……気のせい、ということにしておくわ。

何しろルルイエだからな。亡霊や悪霊の声の一つや二つ、聞こえてもおかしくはあるまい。

やめてよラフ、これから墓所に行こうっていう時に。

……む、そうか。すまん。



さて、これもダンジョンの主を倒すためね……気乗りはしないけど、行くわよ。

うむ。

気をつけて。

まあ、20階層程度はまっすぐ降りていいはずだ。

フフ、いらっしゃい……軽く揉んであげますわ。

………………………………?

 18:11                地上: 40階へ階段を下りた。
18:11 40階(墓地): 墓地の最深階40階に到達した。
18:17 42階へ階段を下りた。
18:17 42階(墓地): 墓地の最深階42階に到達した。
18:18 43階へ階段を下りた。
18:18 43階(墓地): 墓地の最深階43階に到達した。



マミーみたいだけど……何だろう、情け容赦なさ、みたいなのを感じるわね。

そいつも邪神の一柱か。強さの割に棲まう階層が浅すぎると聞いている。とはいえ、今のティティスであれば苦戦はすまい。

でも油断はしないほうが良さそう。回りのゾンビが畏敬してる様子がこっちからでも解る。

ええ。……でも召喚は無さそう。なら真っ向勝負!



行けたわ。

当然だろうな。

 18:33                      45階へ階段を下りた。
18:33 45階(墓地): 墓地の最深階45階に到達した。
18:50 46階へ階段を下りた。
18:50 46階(墓地): 墓地の最深階46階に到達した。
18:53 48階へ階段を下りた。
18:53 48階(墓地): 墓地の最深階48階に到達した。
18:56 50階へ階段を下りた。
18:56 50階(墓地): 墓地の最深階50階に到達した。

あんまり良い物は見当たらないわね。途中で深層の断片見つけて、聖なる束矢見つけたくらいかしら。

火力が欲しい時用に持ち歩くには悪くない品物だな。

ましてやここはアンデッドが多いから、そういう相手にはよく効きそう。

 19:44                      52階へ階段を下りた。
19:44 52階(墓地): 墓地の最深階52階に到達した。
19:59 帰還を使って地上へと戻った。
23日目
0:05 地上: 帰還を使って墓地の52階へ下りた。

破壊の杖が弾切れね。一旦戻ってもう1回、っと。

  0:05                地上: 帰還を使って墓地の52階へ下りた。
0:08 52階(墓地): 54階へ階段を下りた。
0:08 54階(墓地): 墓地の最深階54階に到達した。
0:12 ストームトロルによってピンチに陥った。
0:17 56階へ階段を下りた。
0:17 56階(墓地): 墓地の最深階56階に到達した。
0:26 帰還を使って地上へと戻った。
0:37 地上: 帰還を使って墓地の56階へ下りた。

潜る→破壊の杖が切れる→補充→潜る、のループだわ。

敵を倒すためとはいえ、ちょっと退屈……

……もう少し潜ると、恐らく厄介な連中も出てくるな。

おっと。それなら少し気を引き締めたほうが良さそうね。



なるほど、ラフの言うとおりみたい。以前苦戦させられた相手の姿が見えるわ。

でも、今なら勝てそう。

貴様の持つ聖なる束矢の出番だな。奴相手なら効果覿面だ。

そうなの?なら、試し撃ちも悪くないかも。

  0:39          56階(墓地): 東夷『カムル』を倒した。



(ぽかーん……)

矢、何本使った……?

9本……

予想以上の業物だな、その束矢……

そうね。ここを探索するお供としては悪く無いわ。暫く頼りにしてるわよ。



カムルがなんだか妙な靴を落としていったわ。

地獄耐性に劣化耐性か。埋まりにくいところが埋まってるけど……使うのは厳しいかな?

まあ、取っておいてはどうだ。

ええ。さ、もうちょっと潜るわ。

  0:58                      58階へ階段を下りた。
0:58 58階(墓地): 墓地の最深階58階に到達した。
1:14 60階へ階段を下りた。
1:14 60階(墓地): 墓地の最深階60階に到達した。
1:28 62階へ階段を下りた。
1:28 62階(墓地): 墓地の最深階62階に到達した。
1:30 64階へ階段を下りた。



ティティス、止まれ!

えっ?

3時方向……雷の精霊のうちでも最上位の者、シャンブラーが居るな。

……勝てるかしら。

……4体だ。運が悪ければ3〜4回は灰になれるぞ。

あっぶないわね……

落ち着いて。まだ射線は通ってない。今なら破壊できる。

うん。……成功よ。

  1:30                      66階へ階段を下りた。
1:30 66階(墓地): 墓地の最深階66階に到達した。
2:01 68階へ階段を下りた。
2:01 68階(墓地): 墓地の最深階68階に到達した。
2:03 69階へ階段を下りた。
2:03 69階(墓地): 墓地の最深階69階に到達した。



……何これ、空飛ぶ……スパゲッティの怪物?

ああ、聞いたことがあるな……

何なんだい、これ……?

異世界における争いにより産み出された、「怪物であること」を義務付けられた怪物だ。

……なんだか複雑ね……

なんでも……「世界はある知性ある存在によってデザインされた」と主張し、その教えを広めようとする一派に対し、「それならば、我々は世界はスパゲッティモンスターによって産み出されたと主張する」という争いを持ち込んだとか……

訳が分からなくなってきたよ……

同じくよ……

私も良くは解らぬのだ。遠い世界の話だからな……さて、そいつは中々厄介な強敵だ。不規則に動き射線を乱し、複雑な召喚魔法を用いる。

厄介ね。まあ適当に撃ってみるわ。



………あれ?

あれ、スパゲッティモンスター、いなくなった?

テレポート・アウェイ振ったらいなくなったのよ。抵抗されると思ったのにされないのね。

ああ、そういえば奴はテレポートの耐性は無いのか。

ああいう敵は全部抵抗するものだと思ってたわ。ちょっと認識を改める必要がありそうね。

  2:24          69階(墓地): 帰還を使って地上へと戻った。
2:37 地上: 帰還を使って墓地の69階へ下りた。

また杖の魔力が空っぽになっちゃったわ。補充してもう1回!



……あれは……悪霊に見えるけど、ただの悪霊じゃあなさそうね。

奴か……何故かアンバー所縁の連中を呼び寄せる能力を持った、妙な悪霊だ。

アンバー、の?

ああ。戦うにしろ、もし妙な相手を喚ばれたら直ぐに逃げろ。

そうね、とりあえず聖なる束矢で撃ってみるわ。



これは……闇の化身?

そのようだな。ツエラクスと同時に戦える相手ではない……

一旦、距離を置こうか。



……良し。

単身で来たか。こういう時、標的だけが壁を抜けられるというのは悪くないな。1対1の状況を作りやすい。

1対1なら……ティティス、君なら勝てる!

うん!



ドリードの群れの召喚……?

だけどティティス。この程度なら!

押し切る!!

  2:53          69階(墓地): ドリードロード『ツエラクス』を倒した。



……よし!

中々粘る相手だったが、ティティスの前では些細な事であったな。

当然だよラフニール。僕の相棒だよ。

うむ。

  3:06                      70階へ階段を下りた。
3:06 70階(墓地): 墓地の最深階70階に到達した。



ここが最深部みたいね……なんだか、厄介な敵の匂いがするわ。

フフ。来たわね……

……矢が足りないわ。一旦帰還ね。

  3:24                      帰還を使って地上へと戻った。
3:36 地上: 帰還を使って墓地の70階へ下りた。

一旦体勢を整えるようね。ならば私達も、相応のもてなしをしなくてはなりませんわ。

戻ってきたけど……やっぱり、誰かに見られてる気がするのよね……うん?



……なんだかレオドールっぽい吸血鬼が向かってくるわね……

奴とは別のもののようだ。異世界ワラキアの君主か……

どっちにしても、相手に取って不足はなさそうね。

  3:38          70階(墓地): 闇貴公子『ヴラド』を倒した。



「私はまた甦るだろう…人間の心に暗黒がある限り」……か。

なんとも実にそれっぽい言い回し……

当然であろう。呼び出されしものは、無数のイメージから喚起された存在なのだからな。奴もそれだけ、多くの者に記憶され、言い伝えられてきたのであろうな。

相手してくださって、ありがとうございました。……敵にも敬意は払うわよ。

まさかヴラド様すらも簡単に撃破するとは……私が良い勝負を出来るかどうか、あまり自信はありませんわね……ここはベクナ様に譲りましょう。

……やっぱり、誰かが見てる気がするわね……まあいいわ。まずはここの主を探すだけよ。

気をつけろ、恐らく奴は魔術の悪霊を大量に従えている。一匹一匹が十分に厄介な強さを備えているぞ。

心していくわ。



あれね……取り巻きが厄介そうだわ。

貴様が闇そのものと称した、黒き掠奪者も居るようだ。奴だけはまともに相手をしないほうがいい。

そんなのを従えてるっていう時点で厄介極まりないわね……

だからこそ先に倒しておいたほうがいい。混沌のサーペントとの戦闘に水を差されると、面倒なことになりかねんからな。

ええ。今のうちに狩っておかないとね。



よしよし。取り巻きだけ破壊に巻き込めたわ。

これで一対一……!

召喚には注意しろ!

うん!

  3:52                      エンペラー・リッチ『ベクナ』を倒した。



行けたわ!

意外に本体の体力は大したこと無い?

そうだな。厄介なのは護衛の方だ。

何はともあれ、これで混沌のサーペントとの戦いに水をさされることはなくなったわ。

どうする、まだ別の迷宮に踏み込むか。

そうね、次は暗闇の洞窟あたりかしら。

ティティス、そこにある曲刀、恐らく……

  3:52                      ★シミター『ソウルソード』を発見した。



武器としてよりは、防具として優秀な武器。ただ、追加能力が知能のみなのが厳しいか……

耐性だけを埋めてまで装備したい防具もないから、今は使わないかな。そのうち出番は来るかもしれない。

この武器がある、っていうことは覚えておいたほうがよさそうね。

さて、それじゃあ1回戻るわ。そのあと暗闇の洞窟かしら。

……少々期待はしたのですが、やはり私を見つけてはくださらないようですわね。ティティス様、またの機会にお会いしましょう。

……………?やっぱりここ墓所っていうだけあるわ。さっきから変な声が聞こえてしょうがないし……そうそうに御暇しましょ。

  4:05                      帰還を使って地上へと戻った。
5:53 地上: 55階へ階段を下りた。



ティティスよ。その洞窟はもうひとつ妙な魔力が掛かっている。理屈は知らんが、感知能力が酷く制限される。

……なるほど、そうみたい。感知の魔法やテレパシーの調子が悪いわ。

不意打ちには注意して!

なるべく長居はするな。探索だけが目的ならば、城や鉄獄の方が良い。

わかったわ。それなら一番奥深くに居る……ヌル、だっけ?そいつを倒したら早めに撤退よ。

  5:53                地上: 55階へ階段を下りた。
5:53 55階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階55階に到達した。
6:00 57階へ階段を下りた。
6:00 57階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階57階に到達した。
6:05 58階へ階段を下りた。
6:05 58階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階58階に到達した。
6:07 59階へ階段を下りた。
6:07 59階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階59階に到達した。
6:08 61階へ階段を下りた。
6:08 61階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階61階に到達した。
6:12 62階へ階段を下りた。
6:12 62階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階62階に到達した。



人間に酷似したゴーレムに見えるけど……見たこともない素材ね。

力強きものを作ろうとした結果の失敗作だ。
そういえば、貴様がこれまでに幾体も倒してきたショゴスという怪物だが、あれも「古のもの」と呼ばれる矮小な種族が、自分たちに出来ない仕事をさせるために創りだした者のようだな。だが、「古のもの」たちは結局ショゴスの反乱により滅ぼされたと聞いている。

……人間も古のもの、元々の業はそう変わらない、のかな。

己の制御できない力への渇望と、制御できない力に滅ぼされる愚かさ。これについては種族を超えて共通するもののようだな。
……さて、そいつは見ての通り力が強い。近接攻撃は避け、遠距離戦に徹するが良い。

そうね。そうしてれば負けることはなさそうだわ。



倒したわ。脇目も振らぬ突進は怖いわねえ……

だが、貴様の冷静な迎撃も中々のものだ。

えへへ。

  6:29                      64階へ階段を下りた。
6:29 64階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階64階に到達した。
6:47 66階へ階段を下りた。
6:47 66階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階66階に到達した。
6:50 67階へ階段を下りた。
6:50 67階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階67階に到達した。
6:59 68階へ階段を下りた。
6:59 68階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階68階に到達した。





見たことのない巻物が見えるわ。

まさか……あれ……か?ティティス。それが何なのか確認できるか。

もちろん。私を誰だと思ってるのよ。

  7:01                      *獲得*の巻物を識別した。



む、こちらか。

これは?

業物の武器防具を幾つか呼び寄せる魔法だ。求めていたものとは違うが、これもそこそこ有用だな。

あら、じゃあいずれ読んでみようかしら。

  7:12                      69階へ階段を下りた。
7:12 69階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階69階に到達した。
7:37 71階へ階段を下りた。
7:37 71階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階71階に到達した。
8:02 72階へ階段を下りた。
8:02 72階(暗闇の洞窟): 暗闇の洞窟の最深階72階に到達した。



着いたわ。どうやらここが底のようね。

ここには生ける虚無、ヌルが棲んでいるな。探しだすのも一苦労だろうが、しかしそれでも倒しておいたほうがいいだろう。

なら、ちょっと頑張って探してみるわ。



見つけた…………??

………何だろう、奇妙なくらい「何もない」ね……

虚無そのものだからな。迂闊に触れれば飲み込まれるぞ。

ただでさえ見えにくいのに、厄介な特殊能力ね……

だから今のうちに始末するのだ。混沌のサーペントの呼び出しを受けぬうちに、な。

なるほどね。



倒した……みたいだね。

うん。普通の「何もなさ」に戻った感じがするわ。……あれ、これ、首飾り?



旧きドワーフの遺した一品のようだな。肉体能力が強化されるが……

テレパシーのアミュレットで埋まってるのよね。クロークとか武器とか帽子とかで埋める手もあるけど……

……どう考えても、上手く組みあがらないね。

そのうち使うかもしれないけど、今は頭においておくだけにするわ。さて、そろそろ今回は休もうかしら。

うむ。



ただいま。

おかえり、ティティス。

おかえり。ゆっくり休むと良いぞ。

ここまでのダンプ→https://www.dropbox.com/s/mu2x2gdqnzv05l5/thetis_21_21h45m.txt




〜番外編〜

さて、今回は番外編もあるぞ。

うっうっ…………

む?貴様はスリングウェシル……いや、まさか?

詳しくは、ティティス様や皆様に直にお会いした時に全て話そうと思っておりましたが……その機会がありませんの……しくしく……

鉄獄やその派生の迷宮における秩序は無慈悲だからな……何が現れるかは誰にも解らぬ。

80F探索頃には、あるいは墓所の探索が終わる頃には私の自己紹介も済んでるかと思っておりましたのに……しくしく……

……貴様が誰かはまだ解らぬが、まあ、混沌のサーペントを倒すまでには『スリングウェシル』を倒すよう、ティティスらにそれとなく言っておこう……それでいいな?

はい。貴方がどなたか存じませんが、高位の神であるようにお見受けしましたわ。……どうぞ、よしなに。

うむ。

〜番外編終了〜